長崎国際大学薬学部では、６年制薬学教育制度下での長期実務実習が均質かつ円滑に実施されるよう、九州山口地区実務実習調整機構のもと環境の整備と情報の共有化について様々な提言と取り組みを展開しております。

　初年度実務実習の成果と課題を検証し、次年度以降の実務実習をより良いものにすることを目的とした実務実習フォーラム「初年度実務実習の成果と課題～学生からのフィードバック～」を平成23年4月10日（日）に開催しましたので、そのフォーラムの会場の様子をホームページに掲載させて頂きます。

　今回のフォーラムでは、沖縄、鹿児島、佐賀、長崎の各県の実習施設から多くの薬剤師の先生方に参加していただき，実習の主体者である６年生による小グループ討論(SDG)を通して、実務実習に対する学生の忌憚のない意見を集約しました。それをもとに大学（薬学部教職員）、実習施設（沖縄、鹿児島、佐賀、長崎、各県の薬局および病院）、および平成23年度実務実習参加予定学生（5年生）で全体討論を行いました。その結果、実務実習での問題点の共有化が三者間で行われたばかりではなく、今後の実務実習の充実化に向けての貴重な意見交換の場となりました。