今回，【薬学部学業奨励賞】ならびに【今泉調剤薬局賞】，そして本年度より新たに創設された【荒川正幸奨励賞】の授賞式が行われました。本学は全国の薬学部の特待生制度と少し異なり，入学時の成績だけで特待生が決まるだけでなく，各学年ごとの成績上位者の中から，授業出席状況や受講態度を含め，本学の特待生として認められる優秀な学生を特待生として選出しています。この授賞式をきっかけとして，学業成績が向上し特待生として選ばれる学生も多く，学生が目的意識をもち勉学に励むための良いきっかけとなっています。

　

 姫野勝学部長からの挨拶において，去る平成22年12月2日にご逝去されました荒川正幸教授の御遺言によって創設された【荒川正幸奨励賞】についてお話がありました。今年は，薬学部が開学し6年目となり初めての卒業生を向かえる年度となりましたが，荒川正幸教授は開学当初からの教員スタッフの1人でした。どんな学生であっても暖かい笑顔で向かえ，厳しくもあり優しくもあり，多くの学生そして同じ教員の支えとなっていた先生でした。本学薬学部の学生は，荒川先生の言葉そしてこの授賞のことを忘れることなく，誰からも慕われ尊敬される質の高い薬剤師となるべく努力を続けてほしいと願っています。

　

--------------------------授賞選考基準（概略）-----------------------------