学部学科トピックス
【国際観光学科】京阪神へ観光研修に行ってきました! 国内観光研修報告
9月12日から16日まで、国内観光研修で京阪神へ行ってきました。参加学生は、国際観光学科2~ 4年生の18名です。
この研修は、①港町、②テーマパーク、③市場・商店街、④文化の4つの視点から佐世保のまちと3つのまちを比較しながら調査することを目的としています。事前研修として、国際観光学科の地域デザインコースが主催する「佐世保調査」にも参加しました。
初日は神戸です。旧居留地、南京町周辺、北野異人館街をめぐりました。今年は9月12日が中秋節のため、南京町は活気にあふれていました。
2日目は大阪へ移動し、日本一長い商店街「天神橋筋商店街」(全長約2.6㎞!)を佐世保の「四ヶ町アーケード」と比較しながら歩きました。
満歩状をいただきました
天満天神繁盛亭で寄席を見学して大阪の笑いの文化を体感した後、ミナミへ移動し、道頓堀や法善寺横丁、戎橋筋商店街などを見学しました。
スマートフォンで法善寺横丁を探しています。
見つかりました!
3日目は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行きハウステンボスと比較しながら楽しみました。
4日目は、京都へ移動し、京都の台所である錦市場を見学した後、世界文化遺産である清水寺、仁和寺、龍安寺、金閣寺をめぐりました。
5日目は、二条城や京都市街を見学してから神戸空港へ移動し、佐世保へ帰ってきました。長崎空港から帰るときにみた夕日がいつもよりきれいに見え、最後には長崎の美しさを再発見することになりました。
10月18日に実施された事後研修では、各グループによる発表が行われました。「大阪の商店街では、道幅が狭いところがあった。四ヶ町アーケードの方が広い」、「京都では美観を損なわないような工夫がされていたり、商店街でも喫煙を禁止するなど厳しかった」、「USJとハウステンボスでは顧客層が異なるように感じた」などの感想がありました。
また、留学生からは、「神戸の中華街で食べたものは日本人の口に合わせているようだ」、「京都は古いものと新しいものがうまく調和している」、「英語、中国語、韓国語など外国語の表記が多かったが、個人的には外国に来たという実感をしたいため母国語の表記は必要ないと思う」などの意見も出されました。
短い研修期間ではありましたが、それぞれのまちの魅力を発見しながら、課題や問題点についても発見し、その解決策についても考察することができました。今回の研修で得たことを今後の大学での学びにもつなげていってほしいと思います。