学部学科トピックス
2011.11.29
【国際観光学科】佐世保商業高等学校で出張講義「楽しい国際交流のために」を行いました
10月26日(水)、佐世保商業高等学校国際コミュニケーション科2年生のみなさんを対象に、「楽しい国際交流のために-シアトルでのホームステイの経験から考える-」というテーマで出張講義を行いました。
国際コミュニケーション科のみなさんが今年の夏に体験したアメリカ・シアトルでのホームステイの経験を元にして、国際交流を楽しく行うためにできることは何かを考えてもらうことが目的でした。
まず、国際交流を楽しく行うためには、異文化を持つ人たちの社会や歴史を学んだり、交流相手の人たちと共感できることを見つけたり、また異文化に対して寛容であろうとするのが大切であることを、確認しました。
そのうえで、シアトルでのホームステイの経験から学べることは何かを考えました。例えば、「ホームステイ先で食べたピーナツバターが甘くないので驚いた」という経験や、「ホストファミリーが『いただきます』や『ただいま』に相当するあいさつをしないのでやりづらかった」という経験が報告されました。
外国の文化を理解するためには、その国に行くのが効果的なことが多いでしょう。しかし、ホームステイ中に感じたことや考えたことを、自国に帰ってきてから振り返ってみて、相手の文化と自分の文化についての理解が深まる場合も沢山あることに、気づいてもらいました。
この気づきを一つの参考にして、国際コミュニケーションの学習を、これからも楽しく続けてもらいたいと思います。
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