健康栄養学科では、本年度、いろいろな農業体験学習を地元のJAながさき西海、佐世保市青年農業者連絡協議会、長崎地域センター(九州農政局長崎農政事務所より改称)、長崎県県北振興局、佐世保市農水商工部などのご協力を得て実施しています。

　6月に田植えを行ってから約4ヶ月が経ち、その間順調に稲も生育し、10月8日（土）に稲刈りを行いました。自分達の手で苗を植えて生育した稲を鎌で一つ一つ刈り取っていくのはとても達成感のある体験だったと思います。農家の皆さんにご指導を頂き、稲刈りから天日干しまでの作業を体験させて頂きました。天日干しが終わった後に、脱穀、精米の作業を体験する予定です。当日は、とても良い天候に恵まれ、まさに稲刈り日和でした。

　また、当日は農家の皆さんのご好意でミカン狩りの体験もさせて頂きました。「西海みかん」は長崎県が誇るトップブランドのみかんです。全国に出荷されて、高い評価を受けています。みかんの生産、出荷、流通、みかんの木の手入れなど、いろいろなお話も伺うことが出来ました。生産の現場を見ることは、学生の皆さんにはとても良い経験になったと思います。みかん畑で、採れたてみかんを味見させて頂きました。採れたては弾けるような酸味と甘味があり、とっても美味しかったです。

　学生の皆さんには、いろいろな農業体験を経験して、食糧生産に対する理解を深めて、大学での学びを広げて行って欲しいと思っております。