学部学科トピックス
【国際観光学科】タイ観光研修 終了報告
国際観光学科科目である「観光研修」の平成23年度実施の1つとして、タイ観光研修がありました。このタイ観光 修は「ボランティア活動と国際交流及びアジアで最も渡航リピーターの多い国タイの観光体験」というテーマで実施されました。12名の学生が、5回の事前研修を受けた後、2月27日(月)から3月2日(金)の4泊5日で研修に参加しました。
バンコク市クワントロイ地区にある大きなスラム街に、ドゥアン・プラティープ財団という教育事業、コミュニティ開発事業を行う非営利の団体があります。この研修を担当する安部芳樹教授は、平成17年から学生とともに、この財団とボランティア活動を実施してきました。本研修では、この財団を訪問し、子どもたちの民俗舞踊で迎えられ、スラム街を視察した後、学生らで集めた寄付金の贈呈を行いました。また、安部芳樹教授や参加してきた学生のこれまでの厚意に、財団から感謝状が贈られました。
また、本研修では、タイ語講座をネイティブの先生から受けて、バンコク市内にあるマーケットで実践し、現地の人たちと交流しました。
さらに、リピーターの多い観光国であるタイの観光資源を見学して廻りました。王宮やダムヌンサドゥア水上マーケットはもちろんのこと、世界遺産に登録されているアユタヤに足をのばしました。
研修の模様をさらにご覧になりたい方は、フォトギャラリーへアクセスしてくださいドゥアン・プラティープ財団への支援については、3月22日付の長崎新聞に掲載されました。
最後に、この研修中に学生がつけた日誌には、その日に勉強になったことや気づいたことが毎日びっしり書かれており、安部芳樹教授からその一日一日に赤ペンでコメントが記され、最後に総評が1頁にわたって記されました。この研修日誌を糧に、今後の人生に役立ててほしいと思います。