学部学科トピックス
【国際観光学科】ドバイ海外観光研修報告2
2013年2月24〜28日の期間、ドバイで海外観光研修を行っています。この研修では、1.ドバイの歴史、2.イスラム教、3.アラビア文化、4.ドバイの開発について、各グループで調査を行っています。
今回は、イスラム教とアラビア文化について調べているグループによるこれまでの視察した場所やデザート・サファリ(砂漠ツアー)の感想を紹介します。
イスラム教調査グループ
中島沙弥さん 「ドバイはイスラム教であり、事前学習で調べてイスラム教には様々な禁止行為があることを知りました。今回実際ドバイに来てみて、肌を露出しないようにアバヤを着た女性がいたり、禁酒であるためお店にはお酒が売っていなかったりと、この2日間でたくさんのイスラム教に触れることができました。ガイドさんによるとイスラム教でも国によって規制の厳しさが違い、1番厳しい国がサウジアラビアだそうです。同じイスラム教でも国によって規制の厳しさが違うことに驚きました。現地の方々は親切な方が多く、ドバイは初めて訪れる場所でも観光しやすい所でした。」
蔵本冴子さん 「この2日間を通してイスラム教をたくさん感じることができました。道路を走っているとモスクがたくさんあり、やはり礼拝をすることは日々の生活の中で当たり前だとわかりました。礼拝をする所も男性と女性が分かれてあり、とてもびっくりしたことを覚えています。日本の文化と違う所が多くあり、興味深い2日間でした。あと1日ドバイを満喫しつつ、日本と違う文化を少しでも多く見つけたいです。」
浦川望さん 「イスラム教のアバヤを着てみて、見た目より動きやすく、素材も風通しの良いもので気温の高いドバイで快適に過ごしやすく驚きました。また、アバヤの中でもいろいろな種類があることを今回初めて知ることができてよかったです。日本ではあまり触れ合う機会のない宗教なので、今回の研修はイスラム教の文化や風習を見て、体験することができ、とても勉強になりました。」
藤本梨紗さん 「今日は砂漠ツアーに参加して、イスラム教の女性のアバヤを着ました。肌の露出が禁止されているため、全身黒のアバヤで普段とは違う経験ができ、いい経験となりました。アバヤとは、砂漠地帯の強い直射日光から全身を守ることができまた、女性の体ラインを隠すことができます。実際砂漠に行ってみて、日差しがとても強く、日光から全身を守ることができるアバヤは女性にとって欠かせない衣装だと思いました。」
アバヤの衣装体験
アラビア文化調査グループ
吉田航さん 「今日は砂漠を、4WDで探検した後、ヘナペイントやベリーダンスショーを満喫しました。ドバイはリゾート化が進んでいますが、その中でも昔から存在する砂漠などの資源を現代のニーズに合わせた形で観光資源として利用しており、私個人としてはリゾート地よりもこのような伝統的な観光資源の方が興味深かったです。」
ヘナペイントの体験
宮本夏生さん 「昨日訪れたバスタキヤ地区では、ドバイの古い街並をみることができました。まだ、エアコンがない時代に独自の室内冷却システムで部屋を涼しくしていて驚きました。また、博物館でも昔のスーク(市場)の様子や人々の生活、砂漠での日々、真珠で栄えていた頃の歴史などを勉強することができました。今日は実際に砂漠を訪れましたが、目に飛び込んでくる景色はテレビや写真で見るよりずっと壮大で感動しました。また、夕方と夜だけでも気温差が激しく、驚きました。水が手に入りにくく、冷暖房がなかった時代を考えると、昔の人の知恵に感動しました。」
前川尚太朗さん 「昨日私はドバイのスーパーへ買い物に行きました。そこで驚いたことがありました。それはお酒が置いていなかったことです。事前学習でイスラム教では飲酒が禁じられていると聞いていましたが、本当に公共の場所では売っていないことを知り、近代化が進んでいるドバイもやはりイスラム圏の都市なのだと再確認しました。」
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