学部学科トピックス
【国際観光学科】日本語教員養成課程OR -先輩を囲んで-
4月4日(木)17:20から1102教室で、日本語教員養成課程のオリエンテーションを開催しました。このオリエンテーションは、昨年、本学を卒業しベトナム、ホーチミン市のドンズー日本語学校で日本語教師をしている高本真智さんの現場の話を中心に行われました。
ドンズー日本語学校は3,000人の学習者がいるベトナムで有数の日本語学校です。高本さんは、昨年4月からテレフォン面接を経てホーチミンに渡越しましたが、10月には校長先生に認められて、日本への留学目的の進学クラスの学習者に日本語を教えています。
ホーチミン市内やドンズー日本語学校の写真などがスライドで紹介され、大変和やかなオリエンテーションになりました。
後輩たちからは、「ベトナム語の勉強はしていきましたか」「海外に行く前にどんな準備をしましたか」「将来の不安はありませんか」「食べ物などは大丈夫ですか」「給料はいくらですか」などといった鋭い質問がつぎつぎにありましたが、「ぜんぜんしませんでしたが、今では日常会話は大丈夫」「先生の指示にしたがって、勉強しましたよ」「将来の不安はありますよ。でも、今はすごく充実して楽しいです」「食べ物は美味しくて、ぜんぜんだいじょうぶです」「給料は平均の2倍もらっていますから、月に2回マッサージに行っています」といった答が返っていました。
「海外で働きたいと思っている人たちには、日本語教員という職は願ってもない職ですから、ぜひがんばってください。わたしにできたんですから、皆さんもぜったいできるはずです」という高本先輩のことばに励まされた後輩たちでした。
後輩のために、わざわざ佐世保に戻ってきてくれた高本真智先輩、ありがとうございました。これからも慕われる先生でいてください。先輩に続いて世界に羽ばたくNIU生が増えることを願っています。