今年度第２回目の佐世保商業高校国際コミュニケーション科２年生への国際観光学科教員による出張講義が、６月２１日（金）に実施されました。第２回は、平井美津子講師により、『外国人に日本のことをよりよく伝えるため、私たちが持つべき知識や英語力について』と題して講義されました。

 現在、日本政府のクールジャパンというキャンペーンで、日本の魅力が世界中に発信されています。日本にやってくる外国人旅行者は昨年度約８４０万人でしたが、将来的には２，０００万人にするという目標が掲げられています。日本の魅力を体験したいとやってくる外国人旅行者に対し、日本人である私たち一人ひとりが、いろいろなことに興味をもって旅行者をもてなすこと、特に文化の違う欧米の旅行者に対し、英語でわかりやすく日本を説明することが必要となってくるでしょう。

 今回の出張講義では、前半では「知っておきたい日本のこと」というテーマで、アニメ、和製英語、日本の洋食、日本発のオリンピック種目、サッカーとヤタガラス、スシとカステラ・パン、仏教とペットについて、クイズ形式で答えてもらい、解説していきました。後半は、留学した時に役にたつツールとして、ORIGAMIを取り上げ、基本英単語を解説してデモンストレーションをしたのち、実際にペアでsamurai helmet（兜：かぶと）を英語で声を出しながら、折ってもらいました。意外に日本について知らないことが多いと実感しながらのあっという間の５０分でした。

 留学先で、子供たちにORIGAMIを英語で披露して、小さな国際交流ができることを願っています。

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国際観光学科高大連携委員会