健康栄養学科林研究室(臨床栄養学)では、慢性腎臓病により人工透析治療を受けている患者の栄養管理や栄養教育に関する調査・研究を行っています。卒業研究として実際に北松中央病院(佐世保市江迎町)において透析患者さんから直接、食事や生活の質(QOL)に関するアンケート調査などを行っています。また研究活動の一環として患者さんに対してベッドサイドの栄養指導や調理教室なども実施させて頂いています。

6月27日(木)、これまでの1年間の研究活動の集大成として4年生のゼミ生4名が「血液透析患者における栄養状態と栄養摂取、生活の質(QOL)の身体活動と経年変化」について研究報告会を行いました。栄養科や血液浄化センターなどから多くの病院スタッフの先生方が報告会にご参加下さいました。発表後は様々な質問を頂きました。今後4年生は論文のまとめに入ります。また、この4月に大学院修士課程に入学し、当研究室にて研究活動を始めた学生の研究計画の紹介も行いました。こちらは本格的に研究活動をスタートさせます。

これまで4年間、北松中央病院にて研究活動をさせて頂きました。多くの患者さんや現場で働いている様々な職種の先生方と接することで学生にはとても貴重な学びと経験となっています。病院ならびに患者の皆様には、この様な貴重な学修の機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。