学部学科トピックス
2013.07.12
【社会福祉学科】九文高校の「入浴介護・身体の清潔の授業」が行われました。
7月10日(水)、本学の介護実習室において、九文高校の生徒さんに対する「入浴介護・身体の清潔の授業」が実施されました。この授業は例年実施されているものですが、今年も保育福祉科の総勢34名(3年生31名―男子8名・女子23名―及び引率教職員3名)が来学し、 男子・女子に分かれて、「足浴」「機械浴・浴槽の出入り」・「洗髪」「清拭」に、午前・午後に交代で取り組みました。
「機械浴」など高校にはない設備を目の当たりにし、機械浴の操作をしたり、実際に出入りしてみたり、泡の出る浴槽に手をつけながら、マッサージ効果や血液の循環を高めることを学んでもらいました。また、一般的な家庭にある浴槽で利用者が入浴する際の出入りの方法についても学び、浮力や重心という、ちょっと踏み込んだ話にも真剣に耳を傾けてくれていました。そして、ベッド上で洗髪するための準備(ケリーパッドづくりなど)から実際の洗髪にいたるまでの過程や清拭を演習してみるなど、大学らしい設備と専門性に基づいた学びを経験したようです。
見るだけでなく経験をする、支援者の経験をするだけでなく利用者を経験することで、自分を知り、相手の気持ちの一部を知るきっかけになっていただけたと思います。
大学の雰囲気を味わい介護技術の一端を学ぶ中で、今後の進路選択の契機ともなったのではないでしょうか?
九文高校のみなさん、暑い中お疲れ様でした。終始、高校生らしい若々しい元気さと真剣さで学んでくれた姿や取り組み姿勢から、参加した教員全員が元気をもらうことができました。どうもありがとうございました。
再会の機会を楽しみにしています。
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