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2013.09.30 社会福祉学科

【社会福祉学科】夏の体験学習での学びから

 在宅医療・福祉コンソーシアム長崎(多職種協働による在宅がん医療・緩和ケアを担う専門人材育成拠点)による「NICEキャンパス長崎コーディネート科目」として、この夏、二つのプログラムが用意されていました。

  その一つが「在宅チーム医療早期体験学習」であり、もう一つが「地域包括ケア早期体験学習」というものでした。

  この早期体験学習は、医療・保健・福祉・介護等の学科を専攻している学生が、大学・学部間の垣根を越えて、地域の在宅医療支援施設の担当者とともに在宅療養者宅への同行を行うことや地域包括支援センターの実務を学ぶことを通し、多職種協働によるチームアプローチの重要性を考えることを目的として実施されるものです。

  社会福祉学科の学生たちも「在宅チーム医療早期体験学習」、「地域包括ケア早期体験学習」にそれぞれ4名ずつ参加し、日ごろ座学では実現できない貴重な体験と学びをして帰ってきました。

ここでは、「地域包括ケア早期体験学習」(9月17日~20日)に取り組んだ学生の学びの一端を紹介しましょう。

  ある学生は、ごみ捨て場までの距離が遠いためにごみ出し支援を受けている一人暮らしのお年寄り宅を訪問して、「特に印象に残ったことが、次に誰が利用者さんのお宅に訪問されるのか覚えられていたこと。やはり、一人暮らしをしている方は外に出ない限り会話をする機会が無いわけで、誰かと話が出来るということが利用者さんにとっての楽しみの一つなのだろうと思った」と振り返り、また他の学生は、地域包括支援センターの活動や業務については、事前に受けた講義で基本的なことを知ったものの地域包括センターを具体的にイメージしにくかったが、実際の見学を通して「活動や業務内容などの知識が深く身に付けられたと思う。地域包括が介護保険法によって支えられているなど、自分が大学で学んだ知識とつなげていくことにより理解を深めることが出来た」「(看護・薬学・歯学という)他学部や他大学の方と交流し、会話できたことがとても新鮮で、将来の話から雑談まで作業以外の会話でも吸収するところが多くあり、すごくためになった」と感想を語っています。

  こうした体験を通して参加学生たちは、後期からの学習の問題意識と意欲を形成するなど、多くのものを学び成長した姿を見せてくれています。

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