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2013.10.04 社会福祉学科

【社会福祉学科】「災害ボランティア」に参加した社会福祉学科学生の思い

 本学には、全学共通科目として「ボランティア論」という科目が開設(1年次・選択)されています。

 この科目では、希望に応じて「災害ボランティア」「ハンセン病療養施設への友愛訪問」「24時間テレビチャリティへの参画」「障がい者とのふれあい交流会」「地域と学内学友へのボランティアへの参画」等の活動に参加する“ボランティア実習”が組み込まれています。

 夏休期間中、「災害ボランティア」として、3回(8月19日~22日、9月4日~7日、9月18日~21日)にわたって、宮城県石巻市北上地区の被災者団地を訪れて活動を行いましたが、社会福祉学科学生も、第1陣に2名、第2陣に5名、そして第3陣に3名が参加しています。

  社会福祉学科参加学生の一人は、「商店街に足を踏み入れたときに異臭を感じたことを伝えると、市役所職員が“当初は臭かったが、汚泥を撤去したことにより臭わなくなったと思っていたが・・・”と悲しい顔をされたのが印象に残っている」「瓦礫は撤去されていて一見“きれいになっている”とも表現できるかもしれないが、病院・スーパー・コンビニなど一つもない状態であった。道を通る車の6~7割が大型ダンプカーであって、交通網の整備・河川敷の整備が順次進められており、次に建物の建設に入るという手順らしく、復興はまだまだだと感じた」「暮らしの中で一番しなくてはならないのが子どものサポートではないか。なぜなら、学校が合併し遠隔地にバスで通う子どもたちはなかなか地域で遊ぶことも出来ない。入れ替わり立ち替わりやってくる支援者に対しては去っていくものと捉えていて、深い関係を築こうとしない。そして、ストレスをたくさん溜め込んでいる。石巻市の不登校率は日本一となっているがこうした子どもたちが抱えさせられている問題の表れではないか」など、語りきれないたくさんの思いを一生懸命語ってくれました。

そして、「この経験をどう伝えていったらいいか考えているところです」と話を結びました。

  この学生は、実家のある福岡の支援組織に加入し、今なお続いている移住被災者の暮らしを支える活動を始めつつあります。

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