学部学科トピックス
【国際観光学科】国際観光学科尾場ゼミが“社会人基礎力育成グランプリ九州・沖縄地区 予選大会”に出場し、準優秀賞を受賞
大学生が学生生活を通じて「社会人基礎力」をどのように身につけ、どれだけ成長したかを競う「社会人基礎力育成グランプリ2014」(共催:経済産業省)の九州・沖縄地区予選大会に、国際観光学科尾場ゼミが書類審査を経て出場し、準優秀賞を受賞しました。
九州・沖縄地区予選大会は、2013年12月8日(日)に、福岡市の福岡大学において開催され、九州内の8大学7チームが出場。国際観光学科の尾場ゼミは、昨年に続き3年連続の出場で、取組名称「佐世保バーガーに次ぐ新ブランドの開発-佐世保たこ焼きによる地域活性化とイベント運営-」をテーマに発表を行いました。
「佐世保たこ焼き」とは長崎国際大学・尾場研究室が昨年度から、佐世保市内にあるたこ焼きをフィールドワークによって調査していました。 どのようなたこ焼きが老若男女に末長く食べて頂けるのか考え、重要なポイントである地域の特産物を調べ、調理法を試行錯誤して生まれた新ブランドです。
学生たちは、どうしたら自分たちの街を元気にすることができるのかを考えながら、企業や行政、市民とともに試行錯誤を繰り返してきました。
今回、社会人基礎力育成グランプリへの出場を尾場准教授より打診された当初は、一方で不安や大変だという思いを抱きながら、ゼミ生一丸となって準備を進めてきました。
発表に携わったメンバーは、取組や発表を振り返って次のように語ってくれました。
<馬場 美月(ばば みずき):4年生>
「これまでやってきた活動を、今回の発表で改めて振り返ることができた。他大学のプレゼンに刺激を受けたと同時に、今までほとんど人前で話すことのなかった自分にとっても良い機会になったと思います。」
<右田 千尋(みぎた ちひろ):4年生>
「ゼミ活動を通して、たくさんの方と接し、様々な経験をしていく中で、自分自身の成長に繋がりました。そして、ゼミ活動の集大成として挑んだこのコンテストにおいて、準優秀賞を頂くことが出来て、とても嬉しく思います。」
<福本 祥太(ふくもと しょうた):4年生>
「以前はゼミの活動に協力的ではなくダラダラとしていましたが、自分達の学年で何かをやろうと決め、がむしゃらに活動しているうちにゼミが楽しくなりました。働きかける能力などの大事さを学ぶ良い体験ができました。」
写真:受賞後の集合写真
【社会人基礎力】
「前に踏み出す力(アクション)」、「考え抜く力(シンキング)」、「チームで働く力(チームワーク)」など3領域12項目にわたる「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事をするうえで必要な基礎的な能力」として経済産業省が提言したもの。
詳細は「社会人基礎力.net」を参照。