1月15日（水）2講時および1月16日（木）4講時に、来年度の専門演習（3年ゼミ）・専門基礎演習（2年ゼミ）選択のための現2・1年生向けオリエンテーションを実施しました。

　ゼミは、教員1人に対し数名程度という少人数のグループで実施される大学独特の授業形態で、高校まででいえばいわばクラスに相当するものです。社会福祉学科では、各教員の専門性を活かしたゼミが3年生には10クラス、2年生には７クラス設けられており、各自の希望に応じて、このいずれかのゼミを選択し、翌年度以降所属することになります。

 　少人数教育を特徴とする本学の社会福祉学科では、ゼミを大学生活や学びの基盤として位置づけています。特に、3年次で選択したゼミには卒業するまでの2年間所属し、卒業研究も所属ゼミの教員の指導のもとで行うことになることから、どのゼミに所属するかは、今後の自分にとって大変重要な意味を持ちます。今回のオリエンテーションは、来年度に向けて、自身の興味・関心に応じた適切なゼミ選択をしてもらうため、例年この時期に実施しているものです。

  当日は、来年度開講予定のゼミを担当する各教員から、自身の専門分野やゼミで扱われるテーマ、ゼミの運営方針、ゼミの特徴などについて、詳細かつ楽しく説明がなされました。出席した学生は、これからの学生生活にかかわる重大問題とあって、みな熱心に教員の説明に聞き入ると同時に、どの先生のゼミを選ぶべきか、大いに迷っている様子でした。

 　所属ゼミの先生は、いわば自分の「師」。これからの大学生活や学びが充実したものとなるよう、有意義な選択をしてもらいたいと思います。

希望票の中身がどう出るかが楽しみです。そして、新しいゼミで活躍する学生の姿が想像されるところです。