学部学科トピックス
2014.03.21
【社会福祉学科】上海大学との学術交流会が開かれました
3月20日(木)午前10時~12時、上海大学との学術交流会が開かれました。
上海大学東亜研究センター所長・馬利中先生及び朝日日本語学校創設理事の魏海波先生がお越しになり、人間社会学部長木村勝彦先生のご同席のもと、社会福祉学科教員11名及び大学院社会福祉学専攻2年生2名の参加を得て、研究交流の有意義な時間を過ごしました。
木村先生の歓迎挨拶、参加者の自己紹介の後、馬利中先生より流暢な日本語による「上海市における人口高齢化と社区老人サービスシステムの構築について」というご発題をいただきました。
その後、原田奈津子准教授「日本における介護保険制度の成立」・脇野幸太郎講師「介護保険制度の現状と課題」の各報告を受け、1時間程自由な意見交換を行いました。
私たちは、上海モデル地区の「社区服務総合楼」における総合的で多様な取り組みを知って勉強させていただき、また、社会福祉学科からは、介護保険の課題について問題提起するなどして、成熟した社会が共通して経験する少子高齢化がもたらす問題をどのように乗り越えていくかについて、意見交換し思考を深め合いました。
今回の研究会は、今後の学術交流の契機となる充実したものであったと振り返っています。
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