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2015.06.03 薬学科

【薬学科】薬学特別講演会のご案内

 明治以降の近代化を支えた絹産業を背景に、日本にはカイコの育種に関する膨大な知識と基盤があります。そのような技術を生かし、東京大学の関水和久教授はカイコを実験動物とした創薬研究を進め、細菌やウイルスの感染実験モデル、自然免疫活性化実験のモデル、糖尿病の実験モデルなどを、カイコを用いて次々に開発されました。さらにこれらの実験モデルを駆使され、抗菌治療薬、抗ウイルス薬、免疫賦活剤の開発研究に携わっておられます。さらに関水教授は、基礎研究成果の社会への還元を目的にベンチャー企業を立ち上げられ、公的機関や民間企業と共同して研究開発に取り組むとともに、既に様々な商品の企画販売も開始されております。

 そこで今回、薬学部では特別講演会を開催いたします。

 学生さんの聴講も大歓迎です! 積極的なご参加をお待ちしております。


演題:「新しい実験動物としてのカイコ ──医薬品・食品の評価──」

講師:関水 和久
   東京大学大学院薬学系研究科微生物薬品化学教室・教授
   株式会社ゲノム創薬研究所・顧問

日時:平成27年6月12日(金)18時〜19時(質疑応答を含む)

場所:長崎国際大学薬学部 1階会議室

申込・参加費:不要。直接会場へ。

主催:日本薬学会九州支部

問合せ先:kurokawa@niu.ac.jp
    (長崎国際大学薬学部 細胞生物薬学研究室 姫野 勝黒川健児


参考URL: 東京大学大学院薬学系研究科微生物薬品化学教室

 http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~bisei/

株式会社ゲノム創薬研究所

 http://www.genome-pharm.jp/

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