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2015.07.23 国際観光学科

【国際観光学科】特別実習「いけばな小原流」学びましたー日本語教員養成課程―

 日本語教員養成課程の3年生は毎年「日本料理」と「華道」を学びます。これらは「茶道」と並んで、日本語を学ぶ学習者に人気が高い日本の伝統文化だからです。

 世界中のどこにでも花があり、花瓶に生けられていますが、日本の「いけばな」は独特の様式美を持っています。その一端をまなぶことができて楽しかったです。

先生より指導いただく

 まず、「たてるかたち」を学びました。「主枝」と「客枝」の関係、その長さ角度など、先生のおっしゃるとおりに生けていき、きれいに生けることができました。とはいえ、それぞれの個性も見られ、皆、一様でないことが不思議に感じられました。先生は一人ひとりに丁寧に教えてくださいました。

主枝」と「客枝」の関係

 2回目は、「ひらくかたち」を学びました。剣山がないと生けられないかたちで、難しかったです。花器の中心に一直線に並べ、しかも空間の角度を考えながら生けるなんて・・・、いけばなの深さを学びました。

先生の作品先生の作品

 最後に、皆で、友達が生けた花を見て回りました。短い時間でしたが、自分の作品が出来上がり、集中して作った作品に皆それぞれに満足げでした。

拝見していただいてます。

 学生の感想  ―花と人を通してー

 今回、2回に渡る華道体験を通して、花に人の心を吹き込んだ美しい華を知ることができました。

 1回目の講義では、いけばなの歴史を学び、いけばなの基本である「たてるかたち」を実際に体験。初めての体験でしたが、真っ直ぐ伸び上がる草花や枝の美しさというものに気付かされ、留学生も日本人学生も口々に「きれい。」と呟いていました。  2回目の講義では、いけばなの「ひらくかたち」を体験。各自の花の世界が器の外にも美しく広がっていき、やはり口々に「きれい。」と呟き、留学生が「私の国にも花を飾る文化はありますが、こんなに気持ちを込めて花を飾ったのは初めてです。」と話していました。  留学生と日本人学生では育った国の文化は違いますが、美しいと思えるものは同じなのだと感じることができ、華道という日本の心を込めた美しい文化を学ぶことができました。これからは、花を取り入れた生活を始めてみようと思います。                   

田本新一郎

山口静月先生と「いけばな小原流佐世保支部」の先生方、
今年もありがとうございました。

日本語教員養成課程

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