2015年7月25日（土曜）午後1時より、社会福祉学科4年生による卒業研究発表会の全体会及び分科会が開催されました。社会福祉学科では、大学での学びの集大成として、卒業研究を必修にしています。各自がそれぞれの関心のもと、テーマを設定し、卒業論文の執筆に取り組んできました。

　全体会の豊島学科長の挨拶の中で、「時代状況や今日の社会情勢において重要なテーマに意欲的に取り組んでいた」ことや「例年よりも提出が早まったこともあり、卒業論文をまとめる作業においての苦しみもあったと思うがそれを糧に飛躍した学生やライフワークを見出した学生もいた」との言葉があり、「自分のこれまでの研究成果に自信を持って発表」するよう励ましの言葉がかけられました。

    全体会では、3名の代表者が発表を行いました。それぞれに先行研究レビューや調査の実施などで得た結果をもとに自分なりの考察を加えて発表しました。今年から卒業論文の提出が早まったこともあり、それを意識してか、1,2,3年も例年よりも多く参加していました。その後の8つの分科会でも、熱のこもった質疑応答が行われていました。1,2,3年も今日の4年生の姿をみて、卒業研究をはじめとして、大学生活をどのように過ごすのかイメージをつかめたのではないかと思います。

    全体発表会でも分科会でも、堂々と自分の研究成果を発表する4年生の姿に成長を感じました。自分で問題意識を持ち取り組んだ「卒業論文の作成」を通して、これからの社会へ旅立つにあたっての大きな糧を得たのではと思います。これからも、就職や国家試験などに向けて、残りの学生生活を悔いのないよう過ごしてほしいと思います。