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【在宅医療・福祉コンソーシアム長崎】平成27年度夏期実習を実施しました。

 長崎県内の国公私立3大学(長崎大学・長崎県立大学・長崎国際大学)が連携して、8月~9月にかけて「在宅チーム医療早期体験学習」「在宅がん医療・緩和ケア実習」「地域包括ケア早期体験学習」の3つの実習が開催されました。今回の実習に参加した学生は長崎大学22名・長崎県立大学32名・長崎国際大学22名、合計76名でした。

「在宅チーム医療早期体験学習」では、地域の訪問看護ステーションや薬局等の施設担当者とともに在宅療養者宅への同行を行うことを通し、在宅療養支援の実際を知ることで多職種協働によるチームアプローチの重要性を考えてもらうことを目的としています。

「在宅がん医療・緩和ケア実習」では、がん患者に対する病院から在宅への切れ目ない療養支援や在宅緩和ケアにおけるチームアプローチについて学ぶことを目的としています。

「地域包括ケア早期体験学習」では、地域包括ケアシステムの中心的役割を担う地域包括支援センターの実践を学ぶことを通し、将来自分たちの職務の対象となる人々の医療・保健・福祉を取り巻く環境を知り、その人の必要とするニーズに適切に対応するための意識やケアマネジメントの具体的方法、多職種協働によるチームアプローチの重要性を考えてもらうことを目的としています。

実習に参加した学生は、他大学・他学部の学生と交流しながら、在宅で療養されている方々の自宅へ訪問する実習を通して、医療・福祉の専門職の連携を体感することにより、多くの気付きや学びを得ることができた様子でした。

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