学部学科トピックス
2015.10.22
【国際観光学科】H27年度学長裁量経費採択事業「中・日を代表する高度博物館学教育の推進者による博物館学特別講義」が開催されました。
10月20日(火)、学長裁量経費採択事業「留学生に対する博物館学の啓発と博物館学教育の質的向上の実践」による博物館学特別講義が開催されました。第1部では上海大学中國藝術産業研究院副院長羅宏才教授が「中国民間博物館の歴史、現状と動向」を講演されました(通訳は于右任故居紀念館于大方館長)。中国の博物館の歴史と現在の博物館事情について日頃窺い知ることのできないお話しに博物館学芸員課程履修学生をはじめ留学生も熱心に聞いていました。
第2部は國學院大学青木豊教授が「日本の博物館と学芸員-学芸員になるには‐」を講演されました。青木教授は日本の博物館学を牽引する研究者で、実物資料である熊の手(呪術具)やワダラ(民具資料)といったとても珍しい資料を使っての魅力ある講義に、受講者は食い入るように聴講し、学生は学芸員を目指す志がより高まったことと思います。
また、特別講義前には安部学長をはじめ、中島副学長、木村国際交流・留学生支援センター長、綾部事務局長、塚原国際交流・留学生支援室係長、矢野教務課長、落合教授、下湯助教の学内関係者と招聘した羅教授、青木教授、于館長とが、これまでの長崎と上海との歴史的な日中の文化交流を踏まえ、両大学のこれからの連携協力に向けて協議をしました。
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