平成２８年２月２５日（木）健康教室を開催しました。

２７年度のサブタイトルは「食べ物の働きを知ろう」です。一般の方々を対象に募集を行いましたところ、２０代から８０歳代までの男女から定員２５名を超える申し込みがありました。

　昨今は、栄養機能食品やいわゆる健康食品の愛用者が多くみられるようです。それは多くの方の健康意識が高まっている証拠とも考えられます。健康に良いとされる様々な健康食品が謳っている栄養素は、日常の食生活で口にする食べ物とは別物なのでしょうか。

今年度は食べ物の働きを知ることで、注目されている栄養素はバランスの良い食生活によって摂取できることや、健康の維持増進、生活習慣病予防のための基礎となるバランスの良い食事とはどのようなものかについて学びました。

バランスの良い食事のイメージ図をもとに、主食（ご飯、パン、麺類・・・）主菜（肉、魚、卵、大豆および大豆製品）副菜（主に野菜全般、乾物、海草、きのこ類）それぞれの食卓を構成する3つの器について、主な栄養素、その働き、おおよその摂取量についての講話を行いました。その後身近な食材で、簡単にできる調理実習を行いました。実習の献立は主食の麦ごはん、主菜として牛肉とブロッコリーの炒め物、副菜は大根のスープ煮と里芋の甘酢和えでした。

終了後参加者の方から、「２回目の参加です。使用する食材も手ごろで実践できる内容に感謝しています」「家で偏った味付けがあり参考になりました。」「毎日の食事の大切さがわかりました」といった多くの感想をいただきました。来年度もこの教室の開催を計画しております。