学部学科トピックス
【健康栄養学科】透析患者様とご家族を対象に調理教室を開催しました。
健康栄養学科 林ゼミ(臨床栄養学)では、慢性腎臓病での透析治療における栄養管理や栄養教育に関することを研究テーマに患者様の食事調査や生活の質(QOL)の調査などに取り組んでいます。ゼミの活動として、レシピコンテストにチャレンジしたり、学生が実際に病院で患者様へのベッドサイドの栄養指導などに取り組んでおります。
2月23日(月) 林ゼミでは卒業研究のゼミ活動の一環として北松中央病院(佐世保市江迎町)において、透析患者様とご家族の方を対象とした透析食の調理教室を開催しました。
調理教室の実施にあたり学生が中心となり、病院の管理栄養士、看護師の先生方とのミーティング、患者様へのご案内、献立作成、資料・媒体の作成、食材の買い出しなど調理教室を実施する上で必要な企画、運営に携わりました。献立も一品一品、透析食で必要とされる食材の知識や扱い方、調理方法などが学ぶことが出来るように工夫されています。
学生も自分達が授業で調理実習を受けるのと、参加者の皆さんへ食事療法や調理のコツを指導するのとでは大きく勝手が違い、その難しさを感じることが出来たことと思います。
患者様からは、「塩分が少ないのに結構味があった。」、「家に帰って早速作ってみたいです。」、「みんなと作れたので楽しかった。」、「今回の調理教室でよく守っていないことがわかりました。次の機会も参加します。」などとても有難い感想を沢山頂きました。
学生達が患者様やご家族と直接交流する事はとても意味のある勉強になると考えています。今回で6回目の調理教室になります。毎年、とても貴重な学習の機会を与えて頂き北松中央病院の皆様とご参加下さいました患者様にお礼申し上げます。
フードモデルや食塩サンプル等を使用して、クイズを行い透析食のポイントを勉強しました。
参加者の皆さんと一緒に調理作業をして、透析食の調理のコツを学びました。
ごはん、揚げ肉団子と春雨のスープ煮、ゆずとたたききゅうりの和え物、フルーツごろごろ蒸しパン