学部学科トピックス
【健康栄養学科】公開講座(幼児食講座)『家族で学ぶ子どもの食事』を開催しました!
平成29年9月30日(土)に、地域一般市民の方を対象とした『家族で学ぶ子どもの食事』(担当:松尾嘉代子准教授)と題して、幼児食講座を開催しました。
離乳食が終了し、大人と同じ食事を食べるにはまだ早い幼児期の食事については、どのような食事を与えたらよいのか情報が充分でなく、育児不安を抱える養育者も少なくありません。夫婦が協力して育児が行えるよう幼児食の基本的な知識を身につけてもらい、家族で子育てを楽しむことで、少しでも養育者の不安を軽減することを目的としました。
講座には、幼児を持つ保護者7名に参加いただきました。はじめに健康栄養学科野村学科長より「食品の表示と添加物」にとして、知っておいてもらいたい食品および栄養成分の表示やその活用法、食品添加物とその表記について説明がありました。
調理実演を松尾准教授が行い、幼児食づくりのポイントを説明しました。今回は子供が好きな麺類をメインに、家族で一緒に作ることができる餃子等、野菜を好きになれるメニューにしました。1食で約70gの野菜を摂ることができます。
今回のメニュー
主食:『じゃことひじきのふりかけごはん』
主菜+主菜+副菜:『おうちで手作りちゃんぽん』
副菜:『わくわくぎょうざ』
デザート:『季節の果物(なし)』
実習には、本学健康栄養学科の3年生もサポートに入り、一緒に楽しく調理・試食を行いました。
講座終了後、参加者からは「とても楽しかったです。なかなか勉強する機会がないので、とてもありがたい機会になりました」「たくさんの量の試食とデザートと感動しました。また機会がありましたら、ぜひ参加したいです!」「学生の方との調理実習も楽しく、調理法についても学ぶことがありました。」といった感想をいただきました。
今回は、市内の幼稚園や保育園の行事と重なったり、季節の変わり目で体調をくずされたりで欠席された方が多かったのですが、参加された方からは大変好評を頂きました。来年度の実施の際は、今回参加できなかった方のご参加もお待ちしております。