学部学科トピックス
2019.07.09
【薬学科】6年次における茶道を通したヒューマニズム教育
薬剤師に求められる人間力を養う教育の集大成として、本年度より「総合演習ⅢA」に茶道を通したヒューマニズム教育を導入しました。「ホスピタリティ」を具視化した「茶道教育」と「薬剤師に求められる10の資質」のうちの「医療人としての心構え」、「患者・生活者としての視点」、「コミュニケーション能力」の3要素を6年生で改めて考えることで自らの将来における薬剤師像をイメージすることを目的としています。
1年生の時以来の茶道という学生が多い中、礼で始まり礼で終わる茶道を皆思い出しながらそれぞれの役割を担っていました。ミニ茶会では亭主(もてなす側)と客(もてなされる側)でそれぞれ役割は違いますが、お互いを思いやりながら温かい雰囲気で茶会を終えることができました。茶道文化の先生方には、たくさんご指導いただきましたことを感謝申し上げます。
茶会後のスモールグループディスカッションでは、短い時間ではありましたが活発なディスカッションが行われ、「茶道を通して考えるホスピテリティ」についてのプロダクトを完成させ、「医療人育成のためのポートフォリオ」にあげることができました。これらの経験をいかし、患者の立場にたった服薬指導等ができる薬剤師になることを教職員一同願っています。
関連リンク