2019年11月30日（土）に、長崎国際大学の子ども版公開講座として、NIUキッズキャンパスが開かれました。社会福祉学科では、ヴィラーグ研究室の学生を中心に、アイヌ文化体験教室を企画しました。公益財団アイヌ民族文化財団にアイヌ文化活動アドバイザーの派遣をお願いし、東京よりアイヌ刺繍の先生をお呼びして本格的なアイヌ文化を楽しみました。

　約40名の小学生や同伴者の方々に参加して頂き、子どもたちは大学生とペアを組んで、世代間で交流しながら、アイヌ文様の切り絵づくりとアイヌ民族の伝統楽器であるムックリに一緒に挑戦しました。切り絵は、シンプルな文様から、豪華な文様まで、きれいな作品がたくさん出来上がりました。ムックリは、竹でできている口琴類で、音を出すだけでも難しいですが、上手に鳴らすことができた参加者もいました。

　社会福祉学科では、来年も続けて様々なアイヌ文化に触れるイベントをいくつか考えており、その都度ご案内する予定です。是非とも多くのご参加をお待ちしております。