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2019.12.25 社会福祉学科

【社会福祉学科】2019年度 第3回子ども食堂を開催しました

 社会福祉学科では、12月14日(土)に、今年度最後となる子ども食堂を開催しました。

 今回の子ども食堂は、約2か月半の時間をかけて、学生を中心に準備に取り組んできました。新たな取り組みとして、子ども食堂の本来の目的である「食事提供・食育・子どもたちの居場所づくり」に「情操教育」を取り入れました。内容としては、クリスマスをテーマに、レクリエーションや、松ぼっくりツリー作り、そして初めて学生による絵本の読み聞かせなどを提案し、子どもたちが楽しみながら、豊かな心を育てることができるプログラムを用意しました。

 今回の子ども食堂は、本学ではなく、広田地区公民館を使用させていただいての開催となりました。地域の施設を使用させていただくことで、学生にとっては、各学科、各部署間での報連相の徹底、荷物の運搬と、大変なことも多かったですが、地域と連携することで社会性も育まれたと感じます。また、子どもたちにとっても、地域活動の促進を図る良い機会となったことと思います。

 当日は元気いっぱいの子ども達21名と保護者12名が公民館に集まってくれました。子ども達はすぐに学生たちに心を開いてくれて、午前中のオープニングでは、お兄さん、お姉さんにぴったりとくっつき、甘えてくる様子が可愛らしく感じました。冬の病気クイズ、手洗い講座では積極的に参加し、楽しく勉強ができました。松ぼっくりツリー作りでは、完成したツリーは想像以上の出来栄えで、保護者の方も驚き、喜ばれていらっしゃいました。

 そして、みんなが楽しみにしていた昼食の時間では、健康栄養学科の学生がいつもより豪華なクリスマス仕様の食事を提供しました。子ども達もみんな笑顔で「美味しい!」と言いながら頬張っていて、こちらも嬉しくなりました。

 午後のプログラムでは、じゃんけん列車、新聞島、ボーリングで思いっきり体を動かしてもらい、すっかり学生とも仲良くなっている様子でした。レクリエーション最後の絵本の読み聞かせでは、子どもたちは驚くくらいに、静かに話に聞き入っていました。クリスマスの絵本や、食べ物に関する絵本など3冊を読み、合間に子ども達が飽きないように、「あわてんぼうのサンタクロース」の歌を合唱するなどの工夫をして、みんな楽しく過ごせたようです。このような流れで、無事に閉会式を終えることができました。最後は仲良くなった学生との別れを惜しんでいる子もいたようで、「また会おうね!」と笑顔でお別れをしました。

 今回の子ども食堂は、子ども達にとって、人々のつながりを感じ、学びの場でもあったと思いますが、学生にとっても多くのことを学ばせてもらい、それぞれの成長に繋がるものとなりました。

 最後に、準備の間から当日まで、毎日のように集まり必死に頑張ってくれた、学生ボランティア35名、学生サポートをしてくださった健康栄養学科の山口先生をはじめ社会福祉学科の先生方、地域連携室の方々、広田地区公民館、協賛して頂きましたローレライ様、協和フード様、本当にありがとうございました。皆様のおかげで、今回の子ども食堂は大成功に終わり、大学生の達成感も想像以上だったようです。

 今後も、この活動は継続し、地域の子ども達を笑顔にできるような場所を提供していきたいと思いますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

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