学部学科トピックス
【国際観光学科】長崎県発・長崎県初!!学生ベンチャー起業設立「株式会社ジャックラビット」
長崎国際大学は、3月31日に学生ベンチャー起業「株式会社ジャックラビット」を設立しました。
この起業においては、長崎県初で佐世保市「佐世保市若者人材育成支援事業補助金」と長崎国際大学「学長裁量経費事業「イノベーション・経営人材育成~大学発ベンチャー設立支援事業~」の支援により、本学の国際観光学科6名、教員1名により設立しました。
学生が講義またはゼミ、地域連携活動など実践的な学びを通じて、学外の方々に対し実践することで、講義中心型の基礎学習の講義から、学外者との接触を含めたアクティブラーニング的な要素を行動的学習、さらに自ら考え行動・発案するイノベーションと企業家精神の醸成への展開を目指しています。
ジャックラビットは日本語で「野ウサギ」の意味で、スピードを重視した元気のある会社として命名しました。業務内容は観光に関するコンサルタントで、観光に関連する映像や他言語映像、ICTを活用した情報サービスや遠隔授業に必要な教育教材の制作などです。
代表取締役 国際観光学科3年の下川真凜さん
「始めはあくまでもサークル活動として『起業するとはどのようなことなのか』という興味本位な部分が大きかったです。しかし、佐世保市役所の方や尾場先生、そしてメンバーたちと話し合いを重ね、それぞれの目標や将来の希望を共有するうちに、私も大きな刺激を受けました。自分がやりたいことは何なのか、そしてそれはどのような形で社会の役に立つのかを考え、その実現の第一歩がこの会社の設立でもあります。会社として動くからには、社会人としての責任を胸に、各人の得意分野が発揮されるような場にしていきたいです。」
指導教員 国際観光学科 尾場 均准教授
「社会人基礎力の育成を目指し、佐世保での様々な企画やイベントを開催して、ICTや映像技術などの専門的知識や、自治体や商店街の経営者との交流を行った。その中で彼らが大学での学びを活かす場所を作ることで、学生のありがちな提案だけで終わらず、それを具現化すること自ら選択したと思う。若者の視点で新規事業を生み出し、共に佐世保を元気な町にしたい。」