9月14日（月）より、社会福祉士の国家試験対策である、夏季集中講座が始まりました。社会福祉学科では、社会福祉士などの国家試験を受ける学生のために、毎年夏季に集中講座を開設しています。今年は14日～26日にかけて、社会福祉士の国家試験全19科目に対応する形で、各科目の担当教員が講義を行います。

　授業と同様、徹底した「三密」対策のもと、1科目90分の講義を一日2～3科目ずつ学生は受講していきます。適宜休憩を挟みながら、午前10時から午後4時まで講義が連続するハードな講座ですが、学生たちは真剣なまなざしで、教員から出される課題に積極的に取り組んでいます。なお学科では後期に、国家試験対応の授業（社会福祉総合演習）を行うとともに、毎週月曜の午前中と金曜の午後に、国家試験の追加学習時間も設定します。また9月から12月にかけて、社会福祉士を含む3国家資格の模擬試験を計7回行う予定です。

　このように来年の国家試験シーズンにいたるまで、厳しい受験ロードが学生には続きます。しかしどうかこの試練を乗り越えて、ともに笑い合う来年の春を彼らには迎えてほしいと思います。目標達成に真剣に取り組む経験は、学生の人生の糧になると信じてやみません。