学部学科トピックス
2020.10.23
【薬学科】回生薬局による寄付講座が実施されました
10月7日(水)に薬学科3年総合基礎学習Ⅱにおいて、回生薬局(伊万里市)による寄付講座が実施されました。
「薬局の東洋医学を活かした未病改善提案+体験型ワークショップ」をテーマとした今回の寄付講座は、回生薬局 平野智也先生(回生薬局代表・薬剤師)による、氣・血・津液 虚・実 で6タイプに分類した東洋医学的体質チェック等、わかりやすく興味深い講義が行われました。また、食堂棟にて本学健康栄養学科の卒業生である管理栄養士2名を含む回生薬局スタッフ、講師の方々による5ブース(薬膳グラノーラワークショップ、転倒防止のための太極拳体験、鍼灸師によるお灸体験、瞑想と呼吸法としてのヨガ体験、薬草風呂作りワークショップ)を設けた体験型ワークショップが行われました。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止対策として密集を避けるため、前半・後半で半分の人数に分かれ、それぞれ講義と体験学習(一人完結できる内容)をローテーションで行いました。会場のこまめな換気を心掛け、各ブースから次のブースへの移動毎に除菌を行う等、担当スタッフの方々には対策を徹底して頂きました。また、太極拳体験とヨガ体験は好天に恵まれ屋外で行うことができました。
東洋医学と西洋医学のどちらが良い・悪いではなく、違いを把握するということを念頭に置いた上での東洋医学の考え方に基づいた講座でしたが、受講した3年生のアンケートからも「とても貴重な経験が出来、有意義な時間だった」「オンラインでなかなか人と話す機会がなかったので、より楽しかった」等の声があり、新たな知識を得るとともに、心身のリフレッシュにもなる良い機会となりました。