令和2年11月6日（金）15：00より、精神保健福祉援助実習報告会が開催されました。緊張の面持ちの9名の学生が、精神科病院と障害サービス事業所で行った実習を通じて学んだことについて、各自8分間の中で報告を行いました。実習先の指導者にも駆けつけて頂き、質疑応答の中、素晴らしいアドバイスを頂けたと思います。

　卒業論文や国家試験、就職活動で忙しい最中、この実習報告会の発表のために、夜遅くまで報告会の準備をしていた実習生の姿が印象に残っています。実習を通じて利用者の方と関わり、支援していくことの難しさとやりがいを実感できたと、彼らは口々に語っていました。そんな充実感に満ち溢れた実習生たちの表情は、実習に行く前と比べて凛々しくなり、精神保健福祉士になるという気概を伴って成長している姿がとても印象的でした。次年度実習に行く3年生も実習報告会に参加しており、先輩の成長した姿を見て心新たになったことと思います。4年生はこの経験を、卒業後の現場での実践に活かしていってもらえればと切に願っています。