学部学科トピックス
2021.01.13
【国際観光学科】宮地区複合施設 開所式
令和3年1月12日(火)に宮地区複合施設(支所+公民館)がリニューアルオープンを迎え、開所式が挙行されました。開所式には、朝長則男佐世保市長をはじめ、議会関係者、地元関係者の方々が臨席し、本学からは中島助教が出席しました。
本学人間社会学部国際観光学科博物館学芸員課程は、佐世保市教育委員会文化財課と協力して様々な文化財関連事業を行っています。令和元年度は宮地区公民館が所蔵する民俗資料の調査、令和2年度は宮地区公民館のリニューアルに際して新設される文化財展示コーナーの整備を共同で実施しています。特に後者では、展示コーナーに展示する解説パネルの素案作成を本学大学院生および学部生が担当し、市教委文化財課の学芸員がブラッシュアップする形でパネルを制作しました。また、4台ある展示ケースの1台の展示を、学生のアイデアを基に企画・展示させていただくことができました。そして、リニューアルオープンに際して展示コーナーも完成し、開所式出席者にお披露目されました。
今回、博物館に準じる形で文化財の展示に学生が携わり、資料調査やパネル制作を経験する中で、学芸員の技術や企画・デザインの難しさを学ぶことができました。なお、学生の企画で展示したケースは、今後1年に1~2回程度の展示替えを予定する企画展示スペースとし、本学学生の教育にも活用させていただくことを文化財課と協議しています。次年度以降も、文化財課と継続して事業に取り組んでいきたいと考えております。
宮地区複合施設にお越しの際には、一階の展示をご観覧いただけますと幸いです。
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