学部学科トピックス
2021.04.06
【社会福祉学科】外国人介護スタッフの理解
社会福祉学科のヴィラーグ・ヴィクトル講師が、主に外国人介護スタッフを受け入れている施設向けに執筆した実務書が4月に中央法規出版による発行されます。タイトルは『介護・福祉の現場で ともに学び、働くための 外国人スタッフの理解』で、ソーシャルワークにおける多様性アプローチの考え方に基づく一冊です。「違いを無くす」ことではなく、「違いを理解して、認める」ことで摩擦を減らし、みんなで一緒によい福祉の職場や現場をつくって、多様性の力が発揮される新しい介護とケアの向上につながることを目的としています。
本書は、次の3つStepを踏んでいます。1st Stepの「外国人介護スタッフを理解する」では、文化とその違いは本当に何を意味するか、そしてさまざまなコミュニケーションのとり方について理解します。2nd Stepの「外国人介護スタッフとともに働く」では、異なる時間感覚、学習の仕方、仕事観や介護観の違いなどの理解を深めます。3rd Stepの「介護現場でのトラブルを避ける」では、外国人介護スタッフが日本で抱えやすい生活問題や差別被害への対応方法の理解を促します。
なお、社会福祉学科の地域連携・地域貢献活動の一環として、ヴィラーグ講師は本書の関連テーマについて、外国人介護スタッフを迎えようとしている、あるいはすでに迎えている地域の福祉事業所への出張講義・研修も行います。気軽にご連絡ください。
お問い合わせ先
【ヴィラーグ研究室】
Tel :0956-20-5559
Mail:viktor.virag2@gmail.com
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