学部学科トピックス
2021.11.17
【国際観光学科】現場を知る 授業紹介(3)企業に対する客室管理の実証研究の報告会 井上英也先生
国際観光学科では、実務経験豊かな教員による実践的な講義に加え、少人数ゼミにて多様な現場を体験し、座学だけでは理解することの難しいホスピタリティを学ぶことができます。様々な授業の中から、今回、井上英也教授のゼミ活動を紹介します。
井上ゼミでは、ホテル研究を通じてホスピタリティを核とした仕事のあり方を考え、将来の観光産業のリーダーとなる素地を作るべく、様々な実践活動を行っています。
11月5日(金)、関連企業を大学に招き、企業様を相手に、井上ゼミの学生ら7名が「ホテル客室管理の実証研究」の結果を報告しました。学生らは夏休みの3週間にわたって、ホテルオークラJRハウステンボスにて毎日客室の清掃とベッドメイキングを行いました。その過程でマニュアルの改善、衛生意識の向上、新しい働き方の方法などを検討しました。報告会には、ホテルオークラJRハウステンボス、業務・家庭用ワックス・洗剤メーカーの㈱リンレイなどの取締役ら8名にご参加いただき、学生からの報告・提言を受けて活発な意見交換がなされました。最後に、今後の連携研究も確認しました。
学生たちは、実践を通じて現場の大変さを学ぶと同時に、プロに対して改善点をいかに適切に提言するか、プレゼンのまとめ方や言葉遣いなど、コミュニケーション力も大いに養いました。井上ゼミではコミュニケーション力、社会に対する関心、チャレンジを重視し、今後も学生と勉強を進めていきます。
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