11月27日(土)に健康管理学部健康栄養学科の令和3年度 卒業研究発表会が開催されました。

　まだコロナ禍の影響で、卒業研究の活動も制限が掛かる部分もあり、思うような活動ができないところもありましたが、担当教員の指導の下、様々な研究活動に取り組んで参りました。

　今回は、実践研究部門18、基礎研究部門10、合計28の演題での発表が行われました。

　学内外において講座や栄養教育、食育活動、レシピ開発、レシピ集の製作、種々の調査や実験などを行い、卒業研究の活動を通して貴重な経験をすることができたようです。

　新型コロナウイルス感染症の感染予防の対策を適切に取り、発表会場を2つに分け実施されました。2年生、3年生もそれぞれの会場にて聴講しました。

　卒業研究の活動に取り組んだ4年生と現在、研究活動を行っている3年生から活発な質疑応答が行われ、有意義な卒業研究発表会となりました。

　優れた研究発表に贈られる卒業研究優秀発表賞は、審査の結果、各部門で以下の発表が選ばれました。

実践研究部門

松尾ゼミ

• 「食物アレルギー児を支える食環境づくりに関する研究～アレルゲンを除去した行事食への取り組み～」
• 「食物アレルギー児を支える食環境づくりに関する研究～食品交換表を用いたレシピ集の作成～」

基礎研究部門

藤井ゼミ

• 「ホルモノネチンに対する特異的モノクローナル抗体の特徴づけおよび間接競合ELISAへの応用」
• 「骨芽細胞の分化を促す食品成分の探索研究」

発表を終えた4年生は、12月末の論文提出へ向けて作成を進めます。