学部学科トピックス
【薬学科】薬局見学及び九十九島パールシーを活用した生物学・環境科学、SDGsの実践学習について
令和3年12月18日、韓国からの2年留学生を対象に「薬局見学及び九十九島パールシーを活用した生物学・環境科学,SDGsの実践学習」を実施しました。
2年留学生は、新型コロナの影響で日本入国が遅くなり、昨年12月にやっと入国できました。これにより、1年生の教養セミナーで実施する予定だった薬局訪問(薬局見学)が実施できませんでした。そこで今回、佐世保市内の井手薬局様のご協力で、薬局業務の見学を行いました。薬局の業務内容について多くのことが学べたと思います。
薬局見学ののち、九十九島パールシーリゾートに移動し、昼食、九十九島パールシーリゾートの見学を行いました。
昼食では、佐世保名物のレモンステーキ膳か和定食に舌鼓を打ち、佐世保の食文化について少し触れることができました。また、佐世保にはまだまだ他においしくて隠れた名産品がありますので、日本にいる間に触れてほしいと思います。
パールシーリゾートの見学では、まず遊覧船に乗船し、九十九島の環境を見学しました。また、乗船中の解説では松浦藩の悲運の話があり、北部長崎の歴史の一部を知ることができたと思います。
次に、九十九島水族館海きららの見学では、九十九島に生息する生き物や国内最大級のクラゲの展示コーナーの見学を通し、生物学の理解の一助となったと思います。
今回の研修では、留学生間・留学生と教員間の交流が深まりました。
また、本研修でSDGsの「3.すべてのひとに健康と福祉を」、「4.質の高い教育をみんなに」、「8.働きがいも経済成長も」、「12.つくる責任つかう責任」、「14.海の豊かさを守ろう」、「15陸の豊を守ろう」、「17.パートナーシップで目標を達成しよう」に関する学習ができたと思います。
留学生から、「日本と韓国の薬局の違いについて学習することができました。」、「初めて九十九島に行って、船に乗ったり水族館を見学したりして、楽しかったです。」などの感想が寄せられました。
最後に、今回の研修の計画・実行にあたり、長崎国際大学の安部理事長、安東学長、藤田薬学部長を始め、引率して頂きました藤本先生、教務課、学生課、薬学事務に多大な協力をいただき、また急な薬局訪問の要請にも快くお引き受けいただいた井手薬局様に感謝いたします。
2年生学年主任 長岡、縄田、中島
教育支援センター 深澤