学部学科トピックス
2021.12.27
【国際観光学科】日本文化を通じた ロシアの学生との交流活動
国際観光学科 2年の占部智香さん(佐野香織准教授ゼミ)は、令和3年度、公益社団法人日本語教育学会「日本語教育グローバル人材奨励プログラム」助成金に採択され、10月から国際交流プロジェクトに取り組んでいます。
これまで、「Withコロナの日本語教育とつながり」をテーマに、ロシア・ハバロフスク市の太平洋国立大学で日本語教員をしていらっしゃる石井雅也先生の協力を得て、インタビューやアンケート調査、ワークショップ、2回の交流会を実施してきました。ワークショップ、交流会には、主に太平洋国立大学で日本語を学んでいる学生と長崎国際大学の学生が参加しました。
ワークショップでは、日本の伝統芸能である能楽にフォーカスし、能楽師 小鼓方 鳥山直也先生をお招きして能の歴史や楽器の解説、実演をしていただきました。その後の交流会では、お互いの住む町について様々な面から発表を行いました。小グループに分かれ、発表についての質問や雑談などもすることができました。
コロナ禍ということもあり、すべての活動をオンラインで行っています。反応が伝わりづらいなど難しい面もありますが、この活動を通して少しでも日本文化などを伝えられたことや、ロシア側からの日本の見え方、ロシアのことについて知ることができたことが有意義でした。
交流先である太平洋国立大学の石井雅也先生は、本学の卒業生でもあります。世界で活躍する先輩と共に活動ができたこと、日本語教員の仕事を垣間見ることができたこともよい経験になりました。
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