学部学科トピックス
2022.07.19
【国際観光学科】「雲仙BASE」で 地域創生を学ぶ
日本語教育の専門家 山内美穂准教授の「国際共修」ゼミでは、日本人学生と留学生が一緒に観光×言語を学んでいます。山内先生は長崎県雲仙市のご出身で、地元・長崎県で地域とつながる様々なゼミ活動や課外活動を行っています。今回は、ゼミ活動の一環で「雲仙BASE」で行った学修を報告します。
「雲仙BASE」は、2021年10月、交流コミュニティ拠点としてオープンした施設です。この施設は、2020年3月に閉校した雲仙小中学校をそのまま利用する形で、出会いとチャレンジを応援する新たな場として創設されました。今回、学生たちはこのプロジェクトについて雲仙市観光物産課・黒原廉さんからこれまでの経緯と今後の展望などに関するお話をうかがい、観光やまちづくりに必要な視点について考える機会を得ました。 学生たちは交流が生み出される場作りの仕組みを知り、その現場を体験し、多くのインスピレーションを得たようです。レクチャーと施設見学の後、調理室にて、日本、ネパール、中国の料理を作り、黙食しました。
雲仙BASEにはコンシェルジュが常駐しており、様々なワークショップやイベントを開催することができます。私たちは他者との関わりの中で生きています。学内における日本人学生と留学生の交流。地域における住民らの交流。このような交流の場作りを学ぶのも、「観光」の学びの1つです。
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