学部学科トピックス
【薬学科】夏休み子ども科学教室で佐世保の小中学生を理科好きに
少年科学館 『星きらり』とコラボし、夏休みこども科学教室「DNAって目に見える?~身近なものから生命の設計図DNAを取り出してみよう!~」を開催。
長崎国際大学では、佐世保市内の理科好き小中学生の育成を目的に、少年科学館 『星きらり』(佐世保市総合教育センター内、佐世保市保立町)と共催して「夏休み子ども科学教室」を行っています。PCR検査が暮らしの中に身近になってきた背景ともあわせて、今年は「DNAって目に見える?~身近なものから生命の設計図DNAを取り出してみよう!~」をテーマに開催しました※。実験風景を紹介しました。
会場の少年科学館 星きらり 理科室へ集まった小中学生(各教室10名)とその保護者は、実験机へ案内され、薬学部教授 小川由起子が今日の予定や目的を説明して、実験は始まりました。
この日に行った実験は3種類。「植物の核染色と細胞観察」「植物細胞からのDNA抽出」「ストラップづくりによるDNA二重らせん構造の理解」です。まず、玉ねぎを色素で染め、細胞の核を見つけて、芯と外側の細胞の大きさの違いを観察しました。次に、玉ねぎとブロッコリーに化学薬品を混ぜ、細胞からDNAをとりだし、それが白いひも状の物質として目に見えることを確認しました。最後に、二重らせんをビーズで模した可愛いストラップを作りDNAの構造を理解して、楽しく実験を終えました。
「DNAが目で見えて面白かった」「最高に楽しかった!」と、科学実験を楽しいと感じる子供たちの感想をたくさん聞くことができました。本年度の夏休みこども科学教室は、テレビ佐世保より取材を受け、同番組「コミュニティチャンネル・スポット イン サセボ」(地デジ111ch)で紹介されました。小中学生たちは自分で染めた核の顕微鏡像や、目に見えるDNAを自慢げに見せて取材質問に答えていました。
夏休みこども科学教室「DNAって目に見える?~身近なものから生命の設計図DNAを取り出してみよう!~」
- 開催日:
- 2022年7月31日(日) 10時~12時、13時30分~15時30分
- 会 場:
- 少年科学館 『星きらり』(佐世保市総合教育センター内、佐世保市保立町)
- 主 催:
- 少年科学館 『星きらり』、長崎国際大学
- 放 映:
- スポット イン サセボ「DNAって目に見える?」(テレビ佐世保)
- 実験監修:
- 薬学部教授 小川由起子
※ 本事業は「令和4年度 学長裁量経費」の地域貢献活動の一環として行われました。