学部学科トピックス
2022.08.29
【健康栄養学科】「家族で考える災害食~学童期編~」を開催しました。
8月20日(土)、学童期の親子を対象に、「家族で考える災害食~学童期編~」を開催しました。当日は、天気にも恵まれて、7組16名にご参加いただきました。
新型コロナウイルスの感染防止のため受付時の検温とマスクの着用をお願いし、手指のアルコール消毒と教室の換気を徹底しました。
近年、集中豪雨や地震などの自然災害に見舞われる機会も増えており、また、新型コロナウイルスなどの感染症拡大による外出制限などの経験から、非常時に備えた食品を各家庭に備えておく必要性が高まっています。
今回の講座では、学童期に必要な栄養素や食事に関する正しい知識と、災害時に備えておきたい食品とそれらを活用した簡単・おいしい料理法「パッククッキング」を実際に体験してもらいました。この方法は、衛生的に調理ができ、災害時にも温かい料理を食べられます。また、1つの鍋で複数の料理が作れるので、とても便利です。講座では、「ごはん」「ツナコーンスパゲッティ」「親子煮」「ひじきと大豆の煮物」「切り干し大根の和え物」「野菜ジュースの蒸しパン」の6品を作りました。
講座では、災害食をテーマに卒業研究を行っているゼミ生による調理の説明や災害時に活用できる紙の容器の作成についても説明がありました。
参加者の皆さんは、「こんなに美味しくできるとは思わなかった」「とても簡単だった」「家でもぜひ作りたい」などの感想をいただきました。
次回は、9月23日に食物アレルギー講座を実施します。