8月18日（木）・19日（金）に、薬学科にて「集まれ！理科好き小中学生！夏休みおもしろ科学教室」の４つの実験イベントを開催しました。

はじめに講義室で、大学と小中学校の違いや実験の説明を行い、その後、白衣を着て学生実習室に移動し実験を始めました。参加した小中学生は、大学で行う初めての実験に一生懸命取り組んでおり、担当教員へ活発に質問する様子も見られました。参加者には理科に興味を持ってもらうことができ、また夏休み自由研究の一助になったと思います。また、薬学部内の模擬薬局、模擬病室、研究室、薬用植物園などを周るキャンパスツアーも行われ、普段見ることが出来ない大学施設を見学しました。将来、薬学研究者や薬剤師への進路を考えてくれる子供達が増えることを期待します。

すべてのコースで、大変多くの申し込みをいただき、すぐに定員に達したため募集を締め切らせていただきました。次回、開催する際には、改めてご案内させていただきますので、ぜひご参加ください。

≪8月18日（木）≫

植物を顕微鏡で観察して標本を作ろう！

• 内容：本学薬用植物園で採集された薬用植物13種類を観察し、ラミネート標本を作りました。
• 担当教員：宇都 拓洋

薬草を組み合わせて漢方薬を作ろう！

• 内容：葛根湯と紫雲膏を作り、漢方薬の基本を学習しました。
• 担当教員：大久保 伸哉、宇都 拓洋

≪8月19日(金)≫

薬草の成分を取り出してみよう！

• 内容：薬用植物の有効成分を分離したり、成分の特徴を観察したりしました。
• 担当教員：太田 智絵、山田 耕平、宇都 拓洋

植物から生命の設計図を取り出してみよう！

• 内容：ブロッコリーからDNAを取り出しました。またビーズを使ってDNAの模型を作りました。
• 担当教員：石原 知明

※ なお、本取り組みは「令和4年度 学長裁量経費」の活動の一環として実施しております。