学部学科トピックス
2022.12.20
【社会福祉学科】新カリキュラム説明会及び勉強会、社会福祉士実習報告会を開催しました
12月10日(土)、午前に新カリキュラム説明会及び勉強会、午後に社会福祉士実習報告会を開催いたしました。
午前中の新カリキュラム説明会及び勉強会では、現場で学生を指導してくださる実習指導者43名の方にお集まりいただき、令和3年度からスタートした新カリキュラムの内容や、本学の実習のあり方等について情報を共有いたしました。現在ソーシャルワーカーは「地域共生社会の実現」に向け、「分野横断的な実践力」や「住民を巻き込む実践力」を問われています。その実践力を身に付けることができる教育体制を、今後も勉強会や実習指導を行いながら、実習機関・事業所の皆様とともに構築していきたいと思います。
午後の社会福祉士実習報告会では、実習指導者27名の方にご参加いただき、23日間の実習を行った学生33名が実習報告を行いました。学生の発表からは、どの学生も実践を通じて学修を深めてきたことが感じられました。親切丁寧にご指導いただきました実習指導者の皆様はじめ、実習機関・事業所の皆様に心からお礼申し上げます。
学生の発表(一部紹介)
- 「患者や多職種に説明する際に、根拠に基づいて説明ができるように情報収集をしっかり行う」
- 「児童養護での『信頼』とは、子どもが職員からの言葉を理解できるように支援することが重要であり、単に親しくなることではない」
- 「傾聴や質問力といった面接技法が、様々な立場の人々とラポールを形成する」
- 「各専門職の強みを生かして、子ども達の生活や自立に向けて支援していく」
- 「利用者の自己効力感を育み、支援終了後の人生の充実までを視野に入れる」
- 「住民同士のつながりを支援していく」
最後に今夏は、新型コロナウイルスの影響を大きく受け、実習時期や実習先などを変更せざるをえなくなりました。そのような中、多くの実習機関・事業所や実習指導者から温かいお声がけやご協力を賜り、全員が実習を終えることができました。心から感謝申し上げます。
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