3月5日（日）、薬学部5年生を対象とした「2023長崎国際大学薬学部 就職説明会」が行われました。キャリアセンター、薬学部就職委員会との共同で毎年企画される本説明会は、2020年から2022年の3年間はコロナ禍のため書面開催となりましたが、第13回となる今回は、密集を避けるため午前の部と午後の部として半数ずつに分けることで、無事対面で開催することができました。

　地元の佐世保市、長崎県内はもとより、九州各県を中心とした病院、大学病院、調剤薬局、ドラッグストア、さらには日本赤十字社、長崎県、佐賀県など100の事業所にご参加いただきました。説明担当者の中には、薬剤師として活躍する本薬学部卒業生37名の懐かしい姿がありました。

　卒業と就職を1年先に控えた5年生は、事業内容、研修制度、採用等に関する説明を熱心に聴き入るとともに、積極的に質問していました。実務実習を終え、卒業研究や国家試験対策の演習と毎日忙しい5年生ですが、進路選択の貴重な機会となったようです。

　また同日、3年間開催を見合わせておりました「卒業後の進路を考えるセミナー」も開催されました。薬学部1～4年生を対象とした本セミナーは、薬学部就職委員会が企画するもので、今回が9回目の開催となりました。薬学生の進路選択をサポートするウェブサイト運営企業の方を講師に迎え、今後の薬学生の進路等について講演いただきました。進路決定までにはまだ時間のある1～4年生18名の熱心に聴講する姿が印象的でした。

　本学薬学部では、今後も積極的に学生の就職支援活動を行うとともに、信頼される薬剤師として活躍できるように指導していきたいと考えています。また薬学部就職委員会は、低学年のうちから進路を考える機会を今後も提供していきたいと考えています。

　終わりに、就職説明会にご参加いただきました事業所様のますますのご発展を祈念致しますとともに、今後とも本学薬学部に対するご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。