3月9日（木）本学において、九州文化学園高等学校福祉コース２年生31名が、本学社会福祉学科1日体験学習に参加されました。

　本学科の4年生から1年生、合計18名も参加し、講義や演習、交流会などを準備した上で本番に臨みました。この体験学習は例年開催していた連携事業でしたが、コロナ禍のため開催が3年ほど滞っていました。

　今回、「介護技術には根拠がある！」をコンセプトに、午前は「大学での生活、授業、実習などについて」2年生2名からプレゼンした後、4年生と2年生による手話でのミニ講座が行われ、全員で「ビリーブ」を歌いながら手話を実演しました。その後模擬授業として、「認知症サポーター養成講座」を実施しました。講座では寸劇あり、コグニサイズの演習ありで、笑いを交えて交流を深めることができました。午後は2グループに分かれ高校生が、2講座の介護技術の演習を大学生と30分ずつ体験し、その後、それぞれが大学生2人と高校生5、6人のグループに分かれ、自由に交流を深めることができました。

　終了後のアンケートでは、「先輩方がやさしく楽しく教えてくれて、国際大学をいいなと思いました」「就職を考えていたけど、進路についてしっかり決めていきたい」「校内も見られてよかったです」「今まで勉強していたことも、もっと詳しく学べたのでよかった」「楽しく学べた」などの感想が寄せられました。同時に受講された高校の先生方からも好評を頂戴したことから、今後も継続して、本事業を開催していきたいと思います。

　これからも教員一同、質の高い福祉職の育成に努めてまいります！