6月7日(水)に薬学科3年ホスピタリティ演習Ⅱにおいて、回生薬局（伊万里市）による寄付講座が実施されました。

　「薬局の東洋医学を活かした未病改善提案講義＋東洋医学的体感ワークショップ」をテーマとした今回の寄付講座は、回生薬局 平野智也先生（回生薬局代表・薬剤師）による、「氣」「血」「津液」の身体の構成成分がそれぞれ虚か実かで6タイプに分類した東洋医学的体質チェック等、わかりやすく興味深い講義が行われました。また、食堂棟や6号館にて回生薬局のスタッフ・講師の方々による4ブース（マイ健康茶作りワークショップ、耳つぼ　4-7-8呼吸法ワークショップ、瞑想と呼吸法としてのヨガ体験、太極拳体験）を設けた体感ワークショップが行われました。

　平野先生の講義で学んだ事柄を体験するため、学生はグループに分かれ、それぞれのブースで体験学習を参加しました。当日は晴天に恵まれ、スムーズに体験学習を行うことが出来ました。コロナ禍後の初のワークショップということもあり、学生は元気よく体験講座に参加していました。

　東洋医学と西洋医学のどちらが良い・悪いではなく、違いを把握するということを念頭に置いた上での東洋医学の考え方に基づいた講座でしたが、受講した3年生のアンケートからも「前から東洋医学に興味があったので良かった」「この講義で学んだことを和漢薬概論につなげたい」「普段できない体験をすることができて楽しかった」等の声があり、新たな知識を得るとともに、心身のリフレッシュにもなる良い機会となりました。