学部学科トピックス
2023.08.25
【薬学科】第12回高校生夏休み薬学研究体験が8月11日に開催されました。
今年の夏休み薬学研究体験は悪天候のため8月11日のみの開催となりました。
高校生たちの自然科学に対する興味・関心を高め、生物・化学・物理を学ぶことの大切さを感じてもらうため 毎年、本学(薬学部)で夏休み薬学研究体験を実施しています。
本年度は長崎県や佐賀県から参加した29名の高校生が、遺伝子を人工的に操作する遺伝子組み換え技術を理解するため、遺伝子の本体であるDNAの特徴とその取扱い方法の基礎を学びました。
高校生たちは大学スタッフの指導の下、大腸菌からプラスミドDNAを抽出するアルカリ法・エタノール沈殿、抽出したDNAを確認するアガロース電気泳動や大腸菌に遺伝子を導入する形質転換に関する実験を行い、遺伝子組み換え技術について学びました。
この薬学研究体験に参加した高校生の全員が、「今まで以上に理科への興味を持つようになった」「また来年度参加したい」とアンケートで回答しました。
アンケートには、以下のような回答をいただいており、実験をサポートした薬学部の教員や学生にとっても、満足できる体験を実施することができて嬉しく思っています。
また来年度も実施予定ですので、長崎県、佐賀県の高校生みなさんの参加を心よりお待ちしております。
- 遺伝子についての話が生物で学んだものよりもっと詳しく説明されてとてもおもしろかったです。クラゲの話もお~!となりました。
- DNAでもゲノムDNAはプラスミドDNAと違ってからまっているようにみえた点(説明がわかりやすかった)。
- 困ったとことやわからないことについて丁寧にわかりやすく教えていただいた点。明るく笑顔で接してくださった点。
- 次にすることやそれに関連したことをサポートの方が教えてくださったり、実験の手順がプリントにあったので、スムーズにできました。また、教科書にしか書かれていなかったことが実験できて現実味が湧きました初めて使う道具などに対して、コツを教えてくださった点が良かった。
- 先生や支援学生さん達がたくさん教えてくださり、とても分かりやすかったです!良かったことしかありません!親切にありがとうございました。
- 去年まで来たことがなく、今年初めての参加でした。おかげで決意が固まりました。
- 実験ができ薬学部に行きたいという気持ちがさらに強まった。
- ここでしかできない貴重な体験をたくさんすることができてとても良い1日でした。ありがとうございました。
- 改めて薬学部に進学しようと思えるいい機会になった。
- はじめてのことばかりだったけど、楽しく実験できました。他校の子とも仲良くなれてよかったです。
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