9月14日、九州文化学園高校保育福祉科福祉コース1、2年生と、本学社会福祉学科による連携事業が開催され、高校生と学科教員が避難所運営ゲーム「HUG」の実施を通じて交流を深めました。

　今回の事業は、同じ学園内で社会福祉を学ぶ者同士がお互いにより身近な関係を形成し、今後持続的に交流や連携を行っていくきっかけづくりとして実施されたものです。

　当日、高校生たちが本学の食堂に集合し、ゲームの実施方法などについての説明を受けたのち、10のグループに分かれてゲームに取り組みました。各グループには、本学科や高校の教員が1名ずつ付き、進行役を務めました。

　高校生たちは、最初こそややとまどいが見られたものの、慣れるにしたがって、災害時の避難者への対応についてグループで真剣に話し合い、対応を検討する姿があちこちでみられました。終了後には代表の生徒さんから、「今まであまり考えたことのなかった災害と福祉について考えるよい機会となりました」と、お礼のあいさつがありました。

　今回の事業を契機として、今後も高大連携の推進のためのさまざまな取り組みを行っていければと考えています。事業の運営にご協力いただいた高校、大学の先生方、参加してくださった生徒のみなさんに心から感謝いたします。