令和5年10月11日、18日、25日の3回にわたり、教養セミナーBの早期体験学習の1つとして長崎県環境保健研究センターの見学に行って参りました。この取り組みは、研究機関の機能・業務を見聞することで、薬剤師の活躍の場として行政・研究分野があることを学ぶとともに、そこでの薬剤師の仕事についての理解を深めることを目的として企画・実施しました。

　長崎県環境保健研究センターでは、企画環境部部長様による「県職員としての薬剤師の果たす役割」についての講演を拝聴した後、所内見学を行いました。

　講演では、薬剤師の任務、薬剤師の主な仕事、都道府県・保健所設置市の薬剤師の業務、行政薬剤師の業務、長崎県環境保健研究センターの業務・研究の紹介、県職員としての薬剤師の果たす役割など貴重なお話を聞かせて頂きました。

　見学では、企画環境科、地域環境科、保健科、生活化学科の研究室内で実際に研究業務に使用されている様々な機器について説明をして頂きました。また、海洋中から採取したマイクロプラスチックを見せて頂くなど貴重な体験をしました。

　今回の講演・見学を通して、学生からは「良かった」という感想の他に「薬剤師は薬局や病院ばかりでなく、このような分野でも活躍できるのですね」など感想も寄せられました。

　最後になりましたが、今回の見学を快く受け入れて戴きました長崎県環境保健研究センターの所長様はじめ関係各位に感謝申し上げます。