学部学科トピックス
【社会福祉学科】「させぼ障がい者スポーツ交流大会2023」を共催しました
12月9日(土)、佐世保市内の「サン・アビリティーズ佐世保」において、本学科の学生15人が「させぼ障がい者スポーツ交流大会2023」に、運営ボランティアとして参加しました。今大会は、佐世保地区障がい者就労支援協議会が主催するイベントに、本学科とともに地域の複数の団体が協力する形で開催されました(スタッフを含む参加者数約250名)。
大会は午前10時、佐世保市長の宮島大典氏の挨拶のもとスタートしました。本学科の2、3年生15人は、障がい者の就労を支援する事業所に通う利用者さんたち参加の、フライングディスク競技の運営をサポートしました。昨年と同様競技は「アキュラシー」という種目で、5~7m離れたゴール(直径91.5cmの円形)に向けてフライングディスクを10回投げ、その通過回数を競います。ゴールが目の前に見えるので一見簡単そうに見えますが、ディスクはなかなかゴールを通りません。受付業務を担当したり、競技に懸命に取り組む参加者にディスクを手渡したり、通過したディスクを回収したりと、学生は大忙しです。
事業所別のチーム間で競い順位が決定され、チーム内でも得点に応じて個人別の順位が決まります。会場は真冬にもかかわらず早朝から暖かく、走り回っている学生はたちまち汗だくになっていました。最後は、利用者さんたちと一緒に競技に参加していた九州文化学園高校の生徒さんたちと、本学科の学生からなる混成3チームが競技に加わり、大会は大盛況のもと終了しました。
今回学生たちは大会の運営サポートを通じて、様々なこと(参加者にどのような障がいがあるのか、障がい別に支援の方法はどのように異なるのか、個性の一つである障がいについての気づきや学びを、地域にどのように共感・発信してもらうか等)に、思いを巡らしたことと思います。
今回この貴重な経験を通じて学生は、障がい者を支援する人たちの職種・職場への理解を深めるとともに、福祉の国家資格を取得することの意味を一層強く認識する機会に恵まれました。今大会に参加された方々や企画・運営に携わった皆さまに、改めて御礼申し上げます。