2024年9月9日～9月13日の期間で、人間社会学部・社会福祉学科の「海外ソーシャルワーク研修（in Shanghai）」を実施しました。

　コロナ禍のため5年ぶりの実施ですが、中国の上海大学社会学院の先生や学生との学術交流会を実施し、両国の社会福祉士養成に関する発表を行いました。学生の発表では、社会福祉学科の留学生と日本人学生が一つのテーマで日本語と中国語での発表を3つのチームに分かれて行いました。学術交流発表後、長崎国際大学は茶道文化・上海大学は少数民族の踊りを披露し日・中の分化交流も行いました。

　また、上海交通大学医学院付属上海指導医学病院では、中国の医療ソーシャルワーカー役割と養成に関する説明と院内の施設を視察しました。さらに、上海市内の福祉関連施設では、地域の子どもたちの協力により町の景観を改善した取り組みや地域社会での精神障がい者の社会復帰にむけた支援を視察しました。

　学術交流会や施設視察の以外の時間では、上海の町の散策や中国の料理を楽しむこともできました。